日誌

学校の様子

第2学期終業式

 12月25日(金)終業式が行われました。

 式辞の中で、校長先生から、次の2つについて話がありました。
 1つは、境小学校のよいところについてです。2学期の生活や学習の様子を振り返ると、1学期と比べて、多くの項目で向上していました。特に、「進んで考え、工夫しながら生活をする。」という点と、「みんなの役に立つことを進んで行う。」という点については、該当する児童が2倍以上に増え、境小の児童のよいところと言えるようになってきました。また、境小学校をさらによくしていくため、3学期には「元気なあいさつや返事をする」という項目で努力していこうという話もありました。
 もう1つは、冬休みという期間を利用して普段できないようなことにチャレンジして、何か一つはやり遂げてほしいという話でした。現在、校長先生は境小学校の体育館の演台に付ける校章をつくることにチャレンジしているそうです。

 1・3・5年生の代表児童からは、2学期にがんばったことについて発表がありました。マラソン大会でよい成績を残すために努力したり、漢字テストで合格できるように練習を頑張ったり、学習発表会などで最後まであきらめずに取り組んだりと、様々な場面で努力することができたようです。これからいっそう努力を重ね、さらに向上するものと期待しています。

 
 

ワックスがけ

 2学期末清掃強調週間の締めくくりとして、12月24日(木)に各教室のワックスがけを行いました。
 6年生がワックスがけを担当し、3~5年生は校庭の掃き掃除や側溝掃除に取り組みました。校舎内外がきれいになり、新年を新たな気持ちで迎える準備ができました。
     

特別☆理科授業

 12月24日に小山高専から、物質工学科准教授の飯島先生にお越しいただき、5・6年生を対象に特別理科授業を実施しました。授業に先立ち、小山高専の概要についての紹介がありました。就職関係では、求人が約20倍あり、内定率はほぼ100%であること。また、国立大学の3年に編入が可能なことなど、理工系に進みたい人にとってはうってつけの学校ですね。
 特別授業では、原子や分子、高分子(ポリマー)についての小学生に分かりやすい講義の後、その原理を利用した人工イクラを作りました。







 着色したアルギン酸ナトリウムを塩化カルシウム水溶液にスポイトでたらすと表面にアルギン酸カルシウムの膜ができ、イクラのような感触の球体に固まります。今回はあえて絵の具で着色したのでカラフルなイクラになりましたが、食用の人工イクラは、人参の色素で着色するそうです。普段の理科の授業では体験できない貴重な実験に子どもたちは喜々として取り組んでいました。最後に飯島先生から、「未来のノーベル賞は君がつかむかもしれない。」との励ましの言葉をもらいました。遠方から境小に来てくださった飯島先生、また、今回の企画を取り持ってくださった渋井さん、大変ありがとうございました。

すこやか表彰で7名が受賞

 12月24日、今年度第2回目のすこやか表彰式を行いました。努力賞、文芸賞、奉仕賞、体育賞の4つの分野で7名の児童が受賞しました。大谷市長様から表彰状が、田代教育長様からメダルが銘々に授与されました。


「投げる力」の増強に期待

 最近、中高学年男子の遊びに変化が見られるようになりました。今まではサッカー一色だったのが、野球をして遊ぶ男子が増えたのです。(野球と行っても、スポンジのボールをプラスチックのバットで打つバッティング練習程度のものですが・・・)
 体育の指導内容に「ベースボール型」球技の学習があり、その授業をとおして、ボールを投げたり打ったりすることの楽しさに気付いたのでしょう。
 文部科学省が毎年全国の小中高校生に実施している「体力・運動能力調査(新体力テスト)」では、男子のソフトボール投げの記録の低下が著しいことが懸念されています。野球やドッジボールのようなボールを投げる遊びをとおして、投げる力が身についてくれることを期待します。