学校の様子

学校の様子

被爆体験者による講話

 那須烏山市在住の小松宏生(こまつ ひろみ)さんを講師にお迎えして、貴重な体験談を全校生で聞きました。3年生は直接、1・2年生はリモートで実施しました。

 小松さんは、昭和9年生まれの89歳です。11歳の時、広島市で被爆体験をしました。
 今回は、そのときの様子を中心にお話をしていただきました。

 今年で終戦から78年が経過し、いわゆる戦後生まれの世代が多くなっている今日、戦争の悲惨さをどのように未来へ継承していくかが大きな課題となっています。「薄れる記憶、引き継がなければならない記憶」という課題に、私たちがしっかりと向き合わなければなりません。

 本日の講話を通して、生徒一人一人が、歴史の教訓として平和の大切さを伝えるために、どのようなことができるのかを考える機会にしてほしいと思います。

 あの悲惨な戦争が二度と繰り返されない、世界における恒久の平和が実現されることを心より願っています。

認知症サポーター養成講座

 市健康福祉課の主催で2年生を対象に「認知症サポーター養成講座」を開催しました。熱中症対策のため、リモートによる教室配信で行いました。

 認知症について正しく理解するとともに、家族や地域のために自分たちでできることや助け合い支え合う社会の大切さについて考えました。

 栃木県消費者連絡協議会那須烏山支部の方々による認知症の対応事例についての寸劇を見て、ワークシートに考えを記入する活動に取り組みました。迫真の演技に、生徒たちは釘付けでした。

 

租税教室

 矢板県税事務所から2名の講師をお招きし、3年生を対象に租税教室を実施しました。熱中症対策から、教室間のリモートで展開しました。

 資料を使って、税の種類や用途、公平・平等な税徴収、国や県の財政等についてお話ししていただきました。また、ワークシートをもとに、グループで話し合いも行いました。

 税を身近に感じるとともに、その必要性について理解が深まりました。

 

 

 

授業参観・親子学び合い事業・学年PTA

 1学期末の授業参観を実施しました。今回は、担任以外の先生方による授業を公開しました。生徒たちは、緊張した面持ちで、授業に臨んでいました。

 また、親子学び合い事業では、1・2年生と保護者を対象に「ネット時代の歩き方を考えよう」と題して、とちぎ未来づくり財団青少年育成課長 今井裕一様による講演会を実施しました。インターネット社会を安全に過ごすために、学校と家庭がどのようなスタンスで生徒の情報モラル等の育成を図っていけば良いかについて考える機会にできればと思います。