教育委員会からのお知らせ

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英語コミュニケーション科の研修会について

  本市では、身近な英語に親しみながらコミュニケーションを図る楽しさに気付き、英語を通して外国の言語や文化、自国や郷土の文化に興味がもてる子ども達を育てるため、小学校全学年の教育課程に「英語コミュニケーション科」を位置づけ、相手の話を聞いたり、自分の気持ちや考えを伝えたりする「やりとり(インタラクション)」を中心とした、「聞く活動(インプット)」重視型の授業づくりを行っています。

 「英語コミュニケーション科」の授業を一層充実させるため、今年度取り組んできた、小中学校教員、外国語指導助手(ALT)対象の研修を紹介します。

◇第1回指導法研修会の様子(7月29日、8月23日)
    参加者全員が、子ども達にも分かる簡単な英語(片言英語)でウオーミングアップをした後、授業で使える英語(クラスルームイングリッシュ)について研修しました。
  その後、授業中における、担任教師と外国語指導助手(ALT)の会話(やりとり)について、講師の土谷尋人様(ジョイトーク代表取締役)の模範を参考に、各先生方が外国語指導助手(ALT)とペアになり、早速チャレンジ!
  続いて、9月に実施する英語コミュニケーション科の授業について、具体的な授業案を作成し、その授業案をもとに、模擬授業にチャレンジしました。

模擬授業の様子①


模擬授業の様子②

  最後に、宇都宮大学教育学渡辺浩行教授や土谷尋人様に講演をしていただきました。

講習会の様子

◇第2回指導法研修の様子(11月21日 烏山小学校)
 第1回指導法研修や各学校での研究を通して、教師の指導力向上が図られているのかを検証するため、英語コミュニケーション科の公開研究授業を実施しました。
 授業後の研究会では、参加者の先生方から、「担任教師と外国語指導助手(ALT)の円滑な「やりとり」がふんだんに見られ、また「聞く活動」が効果的に取り入れられた活動的な授業であった。」など、本市が目指す、コミュニケーションの素地を育成するための授業となっていたことが確認されました。
公開研究授業の様子


授業研究会の様子

  指導法研修のほか、本市の目指す「英語コミュニケーション科」の授業づくりのため、本市小中学校に配置している外国語指導助手(ALT)全員参加による研修会を毎週水曜日実施したり、各小中学校教員参加によるカリキュラム委員会を年5回開催したりしています。