第2学期始業式
今年の夏は例年にない暑さが続きました。39日間の夏休みが終わり、28日(水)に始業式を行いました。
学校長式辞では、「大きな事件事故もなく夏休みを過ごせたことをうれしく思う。夏休み中にはオリンピックが行われ、明日からパラリンピックも開催される。アスリートの活躍を応援しながら、その陰に隠されている失敗や苦悩、努力の積み重ねなどを、インタビューを通してそのストリーを想像した。体操のメダリスト岡慎之助選手は、失敗した原因が自分ではわからない少年だった。彼を救ったのはコーチの『本を読め』という一言だった。その後彼は、自分の失敗の原因を言葉にできるようになった。本を読むことによって語彙力が増し、考える力がついたのだった。本校では今年、読書活動に力を入れている。3月には自分の一冊が選べるようになることを願っている。また、人と人との関わりや、相手を思いやるには、『想像力』が大切である。人の悲しみをわかることはできないが、その悲しみを想像することは可能である。昨年に引き続き『想像力』という言葉を今年もみなさんに送る。2学期がみなさんにとって充実した日々になることを心から願っている。」と話しました。
夏休みを通じて生徒一人ひとりが成長したことを感じると同時に、今後もさらなる飛躍を期待しています。新学期も、皆さんと共に充実した学校生活を送れるよう、教職員一同サポートしてまいります。保護者の皆様には、夏休み中のご支援とご理解を心より感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。