七合小の子どもたち

今日から「全国学校給食週間」がはじまります

   
   

文部科学省では、本日1月24日から1月30日までの1週間を「全国学校給食週間」としています。その目的は、学校給食の意義や役割等について改めて理解と関心を高めることにあります。

 日本の学校給食の始まりは、今から120年くらい前の明治22年10月「山形県鶴岡市私立忠愛小学校」で弁当を持って来られない児童のために「おにぎり・焼き魚・漬物」の給食を用意したのが始まりとされています。

 今、日本は大変豊かな国になり、飽食の時代と言われています。是非この機会に、毎日何気なく食べている給食ですが、その陰には多くの人の働きや力があることと、食べることの大切さを考えるきっかけになればと思います。食べることは、私たちの体と心に力をわきたたせる源です。

 そして、「全国学校給食週間」にちなんで、1年生が新しくなった学校給食センター見学に行ってきました。今回の見学では、学校給食センターの方のお話を聞いたり、実際に給食を作っている様子を見学したりしました。

 今日の献立の「すいとん汁」を作っている様子を見学しましたが、鍋の大きさや、たくさんの食材を目の当たりにして子どもたちはとても驚いていました。また、実際に自分の体ほどもある「しゃもじ」や「ざる」「おたま」などにも触らせてもらい、今までに見たことのない大きさの器具が次々に出てきて大興奮でした。

 水井栄養士さんからは、紙芝居で「給食週間」についてのお話を分かりやすくしてもらったり、写真で施設の紹介をしてもらったりして、給食を作る際に工夫していることや、気を付けていること、苦労していることなどをお話いただきました。また、日頃からしっかり食べている1年生へのお褒めの言葉があり、嬉しそうにしていました。(今日も、残しものゼロでした。)

 子どもたちの健康と成長のために、日々多くの方の働きや苦労があることがわかりました。子どもたちも、感謝の気持ちがいっそう深まったものと思います。大変、お世話になりました。