運動会の練習が始まりました
5月19日の運動会に向け、月曜日から練習がはじまりました。
運動会は、学校行事に位置付けられている学校の教育活動の中でも意義深い活動です。運動会を経験することにより、子どもたちは一歩も二歩も成長する大きな機会と捉えています。
子どもたちは、短い練習期間の中で生きていく上で大切なこと(生きる力)を沢山学びます。このことを肌で感じているからこそ、教職員は、ハードスケジュールの中で様々なアイディアを出し合い、教育としての意義を運動会にぶつけています。
練習が始まると、子どもたちは、体育館や校庭でほこりまみれになり、遠くで話す教師の指示を聞き取ろうと一生懸命です。自分でしっかり聞き取らなければ皆と一緒に行動できないからです。ダンスなどの演技では、周囲の人と動きを合わせようとする気持ちが自然に生まれます。また、高学年は係の仕事を任されます。自分がやり遂げない限り運動会は成り立ちません。それぞれの責任を果たそうと一生懸命になります。
人の話を聞こうとする態度、人と合わせようと努力する心、仲間と一緒に頑張る連帯感、責任の重さ等々、多くのことを学び身に付けることができます。
さらに、運動会の当日は、これまでの練習や準備したことがうまくできるか緊張したり、練習や準備の大変さを想い起こしたりしながら、自分自身の心にしっかりと刻みます。大人の想像をはるかに越える子どもたちの心の動き、今年の運動会にも期待したいものです。