七合小の子どもたち

「避難訓練Ⅱ」を行いました

   
   
   

12月13日、清掃活動時に避難訓練を行いました。今回は初めての試みで、学級単位ではなく“なかよし班”(縦割り)での避難訓練を実施しました。

 先日の夕方、地震がありましたが、いつ・どんな時に地震に遭遇しても安全な行動が取れることを意識させる機会として、今回は、地震を起因とする火災に対する避難訓練を行いました。更に、防災教育も兼ねて、「起震車」を依頼しての実際の地震体験も行いました。

 児童に対し、避難時の3要素「無言」「整然」「敏速」を守って避難することに重点をおいていますが、今回は上級生の判断力や適切な誘導の訓練にも視点を当てて実施しました。その結果、上級生がうまく低学年の児童を気遣い安全に誘導する姿が見られました。また、避難場所でも、学年のリーダーが声をかけ、列を整えている様子も見られ安全への意識付けが高められたと思われます。

 最後に行った「起震車」の地震体験では、学年に応じて震度を調節していただき、低学年には刺激が少なめの震度3程度の地震で行い、徐々に学年が上がるに従って、実際の「阪神淡路大震災」や「関東大震災」「新潟地震」「宮城県沖地震」などの地震を模擬的に体験しました。そして、体験版ではありませんでしたが、「東日本大震災」と同じ震度7を起こして見せていただきました。その揺れの大きさには改めて地震の恐ろしさを実感しました。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。