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渋沢栄一さんの言葉(夢七訓)

●渋沢栄一さんの言葉(夢七訓)

渋沢栄一さんは、開国から昭和初期までの激動の時代において、日本経済の基礎を築き、日本初の銀行を設立しただけでなく、様々な種類の会社設立にも携わった人物です。●渋沢さんの生い立ち、人生については、現在NHKで放映されている「大河ドラマ」で、ご覧になっている方も多いかも知れません。ドラマですので作り手の解釈、視点による脚色はあろうかと思いますが、その人生は農民の生まれから尊王攘夷の運動家、江戸幕府の幕臣、明治政府の官僚、財界を牽引する実業家と、躍進を遂げた人物として有名です。●本日は、その渋沢栄一さんの「夢七訓」を紹介します。「夢七訓」では、「夢」をもつことがいかに大切であるかが語られています。

「夢七訓」
  夢なき者は理想なし。
  理想なき者は信念なし。
  信念なき者は計画なし。
  計画なき者は実行なし。
  実行なき者は成果なし。
  成果なき者は幸福なし。
  ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず。

●「幸せ」な人生は、「夢」をもつところか始まる。だから「夢」をもつことが大切だと渋沢栄一さんは述べています。
●本校の子供たちには、自分がやりたいことを自分で見つけ、自らどんどんやっていて欲しいと常々伝えています。「自分がやりたいこと」、それが「夢」となると考えているからです。●そして、自分がどんなことが出来るようになっていたいかという、1年後の「自分像」を描くことで「理想」をもち、「信念」を抱いていくことの大切さを伝えています。●そしてその実現に向けて努力を続けていくことの大切さと、努力を続けるための秘訣として「いつ、どこで、何を、どれくらい」など、より具体的な目標を立てることの必要性についても伝えています。●子供たちが、「自分像」について、しっかり考え、そのための具体目標の達成状況について、何ができて、何ができていないのか、さらに努力しなければならないことは何かを振り返りながら、今後の生活設計をしっかり立てて欲しいと願っているところです。