徳冨蘆花さんの言葉
本日は、明治時代から大正時代にかけて小説家として活躍した徳冨蘆花さんの言葉を紹介します。徳富蘆花さんは、『不如帰(ほととぎす)』を著し、当時の大ベストセラー作家の一人でした。そんな徳冨蘆花さんが、「欠点(短所)」について述べた次の言葉は、私たちの生き方のヒントになるかも知れません。そんな言葉を紹介します。
欠点は常に裏から見た長所である。
徳冨蘆花さんは、「欠点(短所)と感じていることも、見る人が異なれば、それが長所となり得る。」と行っています。つまり、欠点(短所)も、時が変われば、場所が変われば、そして人が変われば、長所となり得るということです。つまり、自分が短所と感じていることが、相手によっては、なくてはならない長所になるかも知れないということです。そう考えると、私たちは、自分が感じている「長所」に自信を持ち、それをひたすら伸ばす努力をすれば良いのだし、「欠点(短所)」だと考えていることは、今はそのままにしておいて、無理に直そうとする必要もないのです。その「欠点(短所)」が素晴らしい、いいねと言ってくれる相手が、気づかせてくれる友達が現れたら、自分の「欠点(短所)」について、もう一度考え直してみるという生き方も良いのかもしれませんね。